【日本人が一番苦手としている「リスニング」】
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ビジネス英語プロマイスター
清水健雄です
英語の4つのスキル(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)のうち、日本人が最も苦手としているのは「リスニング」であるといわれています。その理由は、大きく分けると2つあります。
それは何かというと、英語の「意味」と「音」理解できないことです。このため、英語学習者の多くが、リスニングの勉強で大変な苦労をしています。
ライティングやリーディングは、たとえ英語が不得手であっても時間をかけて取り組むことができます。つまり、「自分のペース」で英語学習を進めることができるのです。
しかし、リスニングは違います。リスニングは、基本的に「話している人のペース」で進んでいきます。聴く側のスキルや理解度は、あまり考慮されていません。したがって、「意味」と「音」が理解できていないと、話についていきません。
また、会話というのはその場限りのものであるため、あとで同じ言葉を繰り返し聴くことができません。復習しようと思ってもできないのです。
そして、リスニングはとても高度なスキルでもあるのです。なぜなら、リスニングでは「聴いて意味を理解する」ことと、「聴いて音を理解する」ことを、とても短い時間で同時に行なっているからです。特に、初心者にとっては非常に難しいため、上達させるために時間を必要とします。そのため、時間をかけてもスキルが向上しないと、途中で挫折してしまうのです。
このように、英語の「意味」と「音」が理解できないことが、リスニングの勉強を大変難しいものにさせています。そして、特に初心者にとっては途中で英語学習をやめてしまう原因となるのです。
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