【英語に対する苦手意識を克服する方法:「英文法」と「完璧を目指さない」】
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ビジネス英語プロマイスター
清水健雄です
前回のブログでは、日本人が英語に対して苦手意識を持つ理由を書いていきました。今回は、「英語に対する苦手意識を克服する方法」を書いていこうと思います。
英語に対する苦手意識を克服するために最も効果的な方法は、次の2つです。
- 「必要な英文法」をしっかり学ぶ
- 「完璧な英語」を目指さない
それぞれの項目に関して、もっと詳しく解説していきます。
1.「必要な英文法」をしっかり学ぶ
必ず身に付けてほしい英文法は、「中学3年間で学習した範囲のもの」です。これだけで、70~80%の英語はカバーできます。
「英会話に文法は必要ない」という考えを持っている人がいます。学校で文法を重点的にやった結果、日本人は「英語を話す」ことができない、というのが理由です。
しかし、それは間違いです。英文法は、英語の基本だからです。基本が全く理解できていなければ、学んだことの応用が全くできなくなってしまいます。
まずは、中学3年間の文法をまとめて復習できるテキストを選びます。選定する基準は、次のとおりです。
- 説明を読んで、一番理解できる
- 練習問題が多い
- テキストがあまり厚くない
理解している文法は、とばしても構いません。理解できていない内容から順番に復習していきましょう。
2.「完璧な英語」を目指さない
「英語が完璧にならないと、恥ずかしくて話せない」と、英語を使うことに躊躇(ちゅうちょ)する方がいます。
そもそも、「完璧な英語」とは何を指しているのでしょうか。ほとんどの場合、それは「ネイティブが使っている英語」のことを言っています。
しかし、ネイティブだからといって、「完全に正しい英語」を話しているわけではありません。私たち日本人が、いつも「完全に正しい日本語」を話していないとの同じです。
「完璧な英語を使わなくてはいけない」という考えを捨ててください。「ネイティブでも間違いはあるのだから、ネイティブでない自分たちは間違えて当たり前」ぐらいの考えでいましょう。
もし間違っていることがわかったら、直せばいいだけです。使ってみて、初めて学ぶこともたくさんあります。
私自身も、アメリカ留学中や駐在中にたくさんの間違いをしてきました。自分の英語が全く通じず、悔しい思いもたくさんしてきました。今では英語ができる人たちも、もれなく私と同じ経験をしてきています。
でも、このようにな何年経っても忘れない体験をすることが大事です。そのような経験は、後の英語学習に必ず役に立つからです。
大きなトラブルになる間違いには気をつけて、恐れずどんどん英語を使う習慣をつけていくことをおススメします。
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