【最終的に必要なのは「雑談」ができる英語力】
世界へ羽ばたく最初の一歩のお手伝い
ビジネス英語プロマイスター
清水健雄です
ビジネス英語で最終的に目指してほしいのは「雑談」ができることです。英語で "small talk"(ちょっとした会話)です。
ではなぜ "small talk" が必要なのでしょうか? ズバリ「場を和ませる」ことと「相手に好印象を持ってもらう」ためです。日本でも私たちは雑談をしますが、意味合いはほぼ同じと思っていいでしょう。
【"small talk" で使えるトピック】
ところで、"small talk" に使えるトピックは何でしょうか。おススメするのは以下の話題です。
- 天気
- スポーツ
- 映画
- 家族
- 趣味
- ボランティアや社会奉仕
- 政治や宗教観
初対面での "small talk" でしたら、「天気」や「スポーツ」が無難でしょう。
「ボランティアや社会奉仕」は、もう少し距離が近くなったら話題にしてもいいでしょう。アメリカ人は、この話題がとても好きなので好印象を与えることができます。
「政治や宗教観」は、よほど距離が近くならないかぎり話題にしてはいけません。このトピックほど個人の考え方が出るものはありません。特に初対面で話題にするのは避けてください、逆効果になってしまう可能性があります。
【事前準備を忘れずに】
“small talk” はビジネスを行なう上でとても重要です。
しかし、言うほどは簡単ではありません。なぜなら、「トピックが多岐におよぶから」です。
ビジネスで使う英語は、決まりきったフレーズや単語が多いので、覚えるのにそれほど苦労がありません。
ただ、”small talk” はトピックが広い範囲に及ぶため、覚えるべき英語も必然的に多くなります。
そこで、重要になってくるのが「事前準備」です。
天気やスポーツの話題は、会話のきっかけを作るのに最適です。相手と共通の話題になりやすいからです。天気の話題を話すには、天気を表す単語やフレーズを覚える必要があります。
スポーツにしても、同じことが言えます。そして、話を膨らませるために、ニュースなどを常にチェックしておくことも大切です。
話題になっているニュースや出来事は、必ずチェックしておきましょう。こちらから話題に上げてもいいですし、逆に相手から話題として振られることもあります。
そういう時にこそ、あなたが何を考えているのかを伝えなくてはいけません。意見がないイコール「関心がない」と思われてしまいます。場合によっては、「つまらない人」という認識を相手に与えてしまう可能性があります。
"small talk" はバカにできるものではありません。このような小さなことをしっかりやっておくことで、大きなチャンスをつかむことができるのです。
しっかり準備をして、スムーズにビジネスが進むことができるようにしていきましょう。
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